癌との闘いと医療について - 食道癌闘病記と患者側からの一私見

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2011.05/13(Fri)

37. あの日から2か月、あの日から3年 

【あの日-3.11】
未曽有の大震災と原発事故から2か月が経ったが、依然として混迷とした状況が続いている。

私は、千葉県の我孫子で今回の地震に遭遇したがこれまでの人生で(皆さんがそうなのだが)最大の揺れで、ひょっとしたらこれでお陀仏かもとさえ一瞬思ったりした。
あちこちで町中が夜通し燃え盛る炎に包まれ、大津波がいくつもの町村を飲み込み壊滅させていく様をテレビで見ていて、「これは映画ではない、現実なんだ。」と短時間で恐怖そして脱力と空しさが次々と込み上げてくる初めての体験だった。
目に焼き付けられた凄惨な映像や悲嘆にくれる人々の姿は一生忘れ得ぬものとなった。

間違いなくそれぞれの人格をもって確かな人生を送っていた3万人近くの人が一瞬にしてあまりにも不条理に無残なまま絶命したことを目の当たりにしたのだ。
犠牲者の無念は到底書き尽くせるものではない。
あの日以来、日本人全ての顔つきとこの国の景色がそれまでと全く変わって目に映る気がするのは、私だけではないと思う。
それだけショッキングで歴史的な出来事だったのだ。

そして、家族や家を失ってしまった残された人たちが茫然自失する暇さえ与えられまま間髪入れずに襲い掛かってきたのが、福島原発事故だった。
さらに、状況が隠蔽されていることが多く、東京電力や政府などの会見も要領を得なかったが、彼らの初動対応の拙さが次々と露見する中、毎日のように私は怒りをツイッターにぶつけ仕事中でも吠え続けていた。

今もなお続く政府と東電の曖昧で優柔不断な姿勢には、国民の皆がさんざん振り回されて辟易しているのがまぎれもない事実で、強制避難させられ職も失った人々や大事に可愛がっていた家畜を情けなく不本意に殺処分せざるを得ない人々の悲しみと怒りはいかばかりか。

ましてや、最も心配されている放射能汚染問題では、「年間20ミリシーベルトを子供に許容する」方針にケセラセラ調子で安易に賛同する長崎大の山下なる政府派遣の医師もおり今のこの国の異常さには国民以上に海外の良識ある人たちが危惧しているくらいなのだ。
この山下医師を見ていて、私は思わず4年前、RURUの食道がん治療で「手術不可能。諦めて下さい」としらっと言ったがんセンターの外科医を思い出していた。
このブログにも書いたように結局、必死で捜したらオペできる先生に巡り合えたわけだが、やはり事実を全て説明し必死で親身に尽力してくれる人間だけが、医者であれ政治家であれ他人の命を預かる資格のあるプロフェッショナルだと思う。

原発問題が発生してから固唾を飲みながら事態を見守っている人たちは多いと思うが、私は、どこか解決へのプロセスが「がん治療」のそれと似ているような気がしてならなかった。
まだまだ未知で未経験の事が多く、決定的、絶対的なソリューションが無いという点で共通しているからだ。一度施策を進めたら元には戻れないという点も似ているように思える。

もちろん、医療の世界では現状の把握と過去の事例と突き合わせたコンファレンスのもと俯瞰的でベストな選択をする組織が完成しているのであろうから、そうした機能さえ持ち合わせない、あるいは機能していないと思われる現政府と同レベルで語るのは、医療に従事されている皆さんには甚だ失礼千万なことなのだが・・・。

いずれにしても、一般市民としては、最悪の愚者が指揮権を持つと想定する危機管理を教えるハーバードを見習って、関東大震災当時に東京市の復興を手掛けた後藤新平の「自助・互助・自制」の精神で対応するしかなさそうだ。

【あの日-5.13】
早いもので、日付が変わって今日(13日)で家人が亡くなってから3年になる。
彼女は放射線治療も受けたのだが、当時の被曝線量を振り返り今の放射能汚染問題の線量を比較すると複雑な思いになる。
医療被曝とはいえ、彼女が受けた放射線治療の線量は「50.4グレイ」だったからだ。 単純に言えば、約5万ミリシーベルト(マイクロではない!)ということなのであらためて放射線治療のすごさを思い知ることとなった。

私もマリン情報のサイトを運営していて気象にも関わりがあることから、様々な情報が錯綜して混乱する中、この放射能汚染情報や便利で役に立つ関連情報とニュースなどの情報ページをまとめてみた。

日本人は、戦後経験する最大の国家危機に遭遇し、景気の低迷もさらに深刻になるやもしれぬ見えざる敵との戦争状態に入ったと心得ねばならないのだろう。

私も、戦争は知らないが戦後間もない高度成長期の初期に生まれその後の飽食の時代を生きてきた人間として、これから何をどうしたらいいかを何度でも自らに問いかけていきたいと思う。

食道がんに関する新聞記事
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